オリジナルは理解されない
オリジナルは理解されない!
世の中にはいろいろな仕事があり、「え!それが成立しているの!?」というものもあります。
日本でいえばそれは「宮大工」になるでしょう。
神社仏閣を専門としてその修理と改善、時に新規の社や神楽殿などを造る。そこには高い技術が求められるため伊勢神宮のように数十年に一度建て替えられ、それによって技術継承をするという意味も含まれている。
もちろん日本以外にもその国ならではの職業がある。
例えばマカオなどはカジノに行くひとをコーディネイトするひとがいるそうです。しかもそれが珍しい職業ではない。マカオの主産業がカジノと観光なので不思議ではないのですが、やはり特殊性を感じますね。
地域によっての違いは地域の特性だったり、産業の偏りによって生まれます。それと同時にいままで当たり前と思っていた売り方買い方が、状況の違いで便利になり違う売り方買い方ができるようになる例が1990年代から続いています。
いまはそれを多いに活かした企業が優位を占めていますが、いつの世も栄枯盛衰は訪れるもの。それを意識して周りを見回すと何かヒントがあるかも知れません!
状況(環境)が変わったから有効になる
今回の新型コロナ騒動でいままで以上に注目と問題を感じさせたのは、ネットでの取引と商品の配送では無いでしょうか?
ネットは普通の店舗と百貨店になければ手に入らなかった時代を変えました。
それと同時にひとの気を引く商品を仕入れることができれば、店を開くことができるようにもなった!そこには住所が整備され、荷物が届く態勢が日本中にあるからこそ!
それを否定するひとはいないと思います。
日本は飛脚や早馬が日本中に整備されることによって、近代化(明治維新)にも貢献していた。それでもその料金はいまでは考えられない程高額でした。坂本竜馬は筆まめで京都や長崎から故郷に手紙を出していました。その手紙はいまの価格で数万円から数十万円したそうです。
その後、明治期になると比較的使いやすい価格になり、いまのようにネットも電話も無かった時期の日本の情報伝達を支えた。それが電信になり、電話になりFAXになり、メールやSNSへとなっていった。
これが言葉や情報であれば問題ないが、モノで移動は手紙などと同じ物流しかない。
昔の映画で「トラック野郎」なんて映画がありました。
わたしの生まれる前の作品だったと思います。トラックを装飾して派手なペントをして全国を渡り歩いた(走った)。いまでは考えられませんが、当時は個人で大型トラックを所有して荷物の運搬を請け負ったいたひと達の話。
当時も会社がトラックを所有してそれを運転するひとを雇う。その給与は個人で荷物を運搬しているひととでは、一桁違ったそうです。だからあんなデコトラが生まれた。
そう考えると現在の送料は安すぎるのかも知れません。
仕事をすることに対して対価を値切れば、その価格は回り回って自分に返ってくる。だからどの業種も仕事の価格が上がることがない!
しかし、現在の運送を支えているひとの多くは高齢者です!
必ずそのしわ寄せはわたし達にやって来る。
それをドローンで解決しようとしていますが、街が整然と立ち並んでいるのならば可能だと思いますが、まずは無理でしょうね!そうなると注文はできるが、それを自宅ではなく、私書箱のようにある地域のロッカーまで!なんてことになるような気がしませんか?
時代と共に仕事も当たり前も変わります。
しかし、それがある日突然変わる訳ではない。徐々に変化して気づいた時には浦島太郎のようにならないように、身構えておきましょう。
最後まで
読んでいただき有難うございます。
これからよろしくお願いします。