人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

AI vs人間(AIに負けない子どもを育てる)

AIに負けない子どもを育てる

 

 新井紀子さんの

 「AI vs教科書が読めない子どもたち」

 その続編、

 

 「AIに負けない子どもを育てる」

 を読みました。

 

 前作(教科書を読めない・・・)は

 子ども達の現状の報告と

 それは子どもだけの問題ではなく、

 大人も大差ない。

 そして多くの仕事はまだまだAIでは出来ない。

 

 今作には作者が行っているテスト

 リーディングスキルテスト(RST)を掲載して

 自分の読解力を試すことができる。

 

 わたしの結果は

 6分野7項目のうち

 5項目が満点で残り2項目が半分の点数でした。

 

 テストは短い文章ですが、

 流して読んでしまうとミスしてしまう。

 ちゃんと読むことができれば

 問題分の中にある答えに気づく。

 

 こどもでも大人でもこの能力は必須になるでしょう。

toyokeizai.net

 受験が技術になったことで思考は劣化する

 

 教育現場のひとや塾講師のひとには申し訳ありませんが、

 記憶力で受験を乗り越えることは

 それだけ読解力がない証拠になります。

 

 スポーツや武道の現場でも同じ。

 

 それぞれの動きの意味を知らず、

 こういう時にはこう動く。

 というふうに画一的に身体を使うのは

 ただ記憶しているだけ。

 

 なので、時に忘れることになる。

 

 では、忘れないためにはどうすればいいか?

 

 わたしは動きを「物語り」として捉えます。

 

 相手がこう動いた時は、

 自分が動いた時の効果を物語りとして言葉にできる。

 

 だから、なぜそのように動くのか?

 なぜ、受け身を取るのか?

 なぜ、こんな窮屈な身体の使い方をするのか?

 

 それを説明できる。

 説明できるから、変化もできる!

 

 塾によってはそんなふうに

 流れで理解する方法をとっているところもある。

 

 しかし、これを習得するには

 言葉の内容を理解するちからがいる。

 

 そのためにはどうすればいいか?

 それをまとめて説明もされている。

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最新が必ず優れているわけはない

 

 日本人は新し物好きです。

 

 最新技術。

 新しい説。

 新しい論文。

 

 しかし、こと身体を使うことについては

 最新ほど無駄なものはありません。

 

 道具で補えば、

 元々持っている、

 身に付けられる能力は劣化する。

 

 簡単、楽を求めれば

 結果的に出来ないことが増えていく。

 

 この「AIに負けない子どもを育てる」

 の中に書かれている。

 読解力を身に付ける方法も

 むかし当たり前にしていたことだったり、

 勉強を薦めることなく、

 自然に触れたり、読み聞かせをしたり、

 親やより多くの大人と話をしたり。

 

 遠回りのようで

 読解力が上がれば理解力も上がる。

 

 どちらも上がれば想像力も発揮できる。

 

 この本の中で面白かったのは、

 

 都内で「私立御三家」と呼ばれる進学校

 開成、麻布、武蔵出身の

 ノーベル賞受賞者はいない!

 

 都会で育った頭脳は

 都会で発揮されるのでしょう。

 

 地方で自然とひとと触れあったひとが

 ひとの先に行ける!?

 

 コミュニケーション能力の低さは

 読解力にも関係しているのではないか?

 

 なぜなら、

 相手が言いたいことが理解できなければ

 それにたいする答えも

 心情も分かりはしない。

 

 人材不足を声高に叫ぶ前に

 政治家の他人に通じない答弁を指摘して

 伝わらない言い方、

 理解する能力の獲得から

 見直すほうがいいでしょうね!

 

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 

 これからよろしくお願いします。