人(子ども、社員)を育てる思考力

テストで0点を取った自分でも、1,300冊の本から考える力が貰えた

教科書が読めないひと

文字が読めることが普通ではない

 現在のようにブログもSNSが進んでくると

 読んで理解できないと辛いですね。

 

 色盲(特定の色が認識できない)

 であっても問題なく生活できることが多い。

 しかし、文字を読んで

 それを理解できないと

 仕事場でも書類の提出でも困難に直面します。

 

 「AI vs.教科書が読めないこどもたち」

 にある例文から、違いが分かりますか?

 

  • 幕府は、1939年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。
  • 1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

 以上の2文は同じ意味でしょうか?

 

 このように問いかけるのだから違うだろう!

 と考えるひともいるでしょう。

 そんなひとはどこが違うか考えてください。

 (答えは下へ)

toyokeizai.net

 誰にでもおこること

 上記の問題の答えは「異なる」。

 この問題に関する中学生の正答率は57%でした。

 

 平均なので、進学校ではこんなことはない!

 と思うと思います。

 

 では、次の問題を考えてみてください。

 (アミラーゼ問題といわれるもの)

 アミラーゼという酵素グルコースがつながってできた

 デンプンを分解するが、

 同じグルコースからできていても、

 形が違うセルロースは分解できない。

 

 この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる

 最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

 

 セルロースは(  )と形が違う。

  1.  デンプン
  2.  アミラーゼ
  3.  グルコース
  4.  酵素

 どれか分かりますか?

 この問題を日本人大学院生は全員不正解

 唯一正解したのは中国からの留学生でした!

 

 文字の羅列から読み取る能力。

 パソコンなどのプログラムミングを見て

 これが何を表しているか分かるのは

 その言語と書き方を知っているひとだけ。

 

 それを知らないひとは

 まったく分からないと思います。

 

 日本人は比較的、識字率が高い状態が続いてきました。

 江戸時代、日本では江戸(都会)識字率は70%を超えていた。

 

 同時期のイギリス、ロンドンの識字率は20%、

 同じくフランス、パリの識字率は10%未満。

 

 文字が読めるひとが少ないほど

 統治はしやすいものなのですが、

 日本は特殊な状態だったようです。

 

 アミラーゼ問題の答えは1.デンプンでした。

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本の読み聞かせ

 わたしが本を読む切っ掛けになったのは

 中学二年生のとき、

 同級生から筒井康隆さんの本をすすめられてでした。

 

 しかし、その内容はまったく入ってきませんでした。

 それから読む習慣をつけることで

 文字を読み取ることができるようになりました。

 

 よく想像してみたください。

 現在確認されている最古の文字は

 1万年~4万年前。

 (ヨーロッパの洞窟で見つかった文字らしきもの)

 

 その前にどうしていたか?

 もちろん、言葉や音がメインだったでしょう。

 

 なにごとでも同じですが、

 必ず上手下手があるもの。

 しかし現代はこれを身に付けないと不便を強いられる。

 

 できるなら、

 本を誰かに読み聞かせることをすすめます。

 

 他人に理解させるには

 自分が理解する努力がいる。

 だから教える立場になると、

 それまで気づかなかったことに気づくようになる。

 

 教科書が読み取れないと

 もっと複雑なことに対処することが難しくなります。

 

 お子さんにも確認しておいたほうがいいかもしれませんね。

 

 

 最後まで

 読んでいただき有難うございます。

 これからよろしくお願いします。