本を読むことができるひと、できないひと
本を読むのも気力がいる
どれだけの日本人が本を読んでいるか?
いろいろな統計があります。
- 日本人が一月に読んでいる冊数は三冊。
- 大学生の半数は月に一冊も本を読まない。
- 日本人の読書量は世界で二番目(下から)
などなど。
では、昔は読書量が多かったのか?
当然、今とは環境(社会状況)が違います。
スマホもネットも無い時代。
そのころなら移動中でも音楽を聴いていた。
気軽に音楽を聴くことができない時代なら?
そのころになると新聞や雑誌、本がよく読まれていたと思います。
ずいぶん昔ですね!
現在はオーディオブックもあります。
なのでバスや電車、待ち合わせなどの空いた時間に本を読んでいなくても
本を聞いている可能性もあります。
しかし、文字を読むという行動は誰でもできるか?
読んでも頭に入らない
わたしは現在、年間に100冊近く本を読んでいます。
しかし、本を読む習慣をつけた中学生にとき
一冊読んでも、まったく頭に入ってなかった。
読むというより文字の羅列をなぞっただけみたいでした。
それからなぜか本を読むようになり、
少しづつ、その楽しさを知るようになった。
スポーツでもそうですが、
最初からできるひとはいません。
そして、できるようになると
その良さを実感できる。
(できない事ができるようになる楽しさもあります)
また、精神的に辛いとき本を読む気持ちになるか?
本を読む習慣があれば、
本の中にいまの状況を解決するヒントを探す
ことをする可能性があるでしょう。
しかし、今はネットがあります。
気軽に聞くことができる。
相談事を受け付けていたが、多くは先生の本を読めばそこに答えがある。
でも、読まない!
本に語りかけてもどこに答えが書いているか教えてはくれない。
この辺はネットの弊害でしょうね!
では、どうすれば本を読むようになるか?
精神的にゆるくなる
ちょっと考えてみてください。
ゲームをした後、すぐに本を読むことができるでしょうか?
また、仕事やプライベートでイライラした後に
本を読む気持ちになるでしょうか?
こころを落ち着かせるために読書?
少なくともわたしは聞いた事がありません。
こころを落ち着かせるために
- 音楽を聴く。
- 大きく深呼吸する。
- 散歩をする。
- 運動で発散する・・・・。
というふうに頭を緩める行動をする。
精神的にまいっている時に、本を読んで解決策を探る。
それはとても難しいことだと思います。
もちろんネットでも「読む」という作業をしないといけない。
なので、やはり脳を緩める行動をすることが大事。
困ったとき、てっぱっているとき、悩んだとき、
その答えが本の中にあるのかもしれない。
しかし、その前に脳を緩める習慣を身に付け、
それから本を読むというアプローチをしていきましょう。
最後まで読んでいただき有難うございます。
これからよろしくお願いします。